2008/11/16 (Sun) きみが願うことはなんですか

しあわせになりたいと、わたしはずっとそんなことばかりをつぶやいてきたきがします。強く願うでも、叶えるでもなく、つぶやく、ことしかできないようなよわいそれが、あたしの本質のひとつなのかもしれません。ほしいものはてに入れればいいと、叫べるのはいつだって一時(いっとき)だけです。きちがいじみた想いはいつだって、気づけばはかなく消えてしまう。つよい気持ちに憧れをもつのは、きっとそのせいなのでしょう。
たいしたものをもたず、願うより先に見限ることをおぼえ、わたしは器用に、かなしく、わたし自身をかたちづくってきました。そのことを打ち破る想いはいつも長続きせずに、ふだんの低い体温にもどってしまう。
ああ、なんてさみしいのでしょう。

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2008/09/29 (Mon) 季節がこころを揺らす

低気圧がちかづくととたんに気弱になる。肌寒さが襲って、いちどにこころを刺す。ぼくはちがう場所に顔をうずめてしまいたい。起き上がることをやめ、じぶんの作り上げたぬくもりから出ずに。ただの気温の低さだと知っているのに、どうしてこうも力をうばわれてしまうのだろう。私は、わたしは、 わたし は    。

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2008/09/23 (Tue) いたみをかんじないだなんて

痛み、ということばにもはやとりつかれているのかもしれない。
わたしはそいつがきらいだけれど、理性を手放すためならそれを求めてしまう。こころの苦痛を手放すためなら、からだの苦痛をゆるしてしまう。
その想いはあきらかにひどく歪んでいて、もともとが真珠などでできてはないからバロックなんてきれいな名をつけてももらえない。

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2008/09/16 (Tue) 勝ち負けを知らないのは

なにかを、あたしは手に入れたくてしょうがないけれど、それがなんなのかいまだわかっていない。あるいは、手に入んないからといってわすれちゃったのかもしれない。ずっと闘争心なんてものを持ったことがない気がしているのもそのせいなのだろう。スタート地点に立つ前に走ることをやめるから。ゴールを目指すことをとっくにあきらめているから。だから、あたしはだれにも勝つことができない、じぶんに勝つことができないんだ。

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2008/08/25 (Mon) 確実な絶望すら持てないのかもしれない

なにかをつくりたくてたまらない、とおもうけれど、この手はもうどれの作りかたもわすれてしまったみたいだ。と思ってすこし呆然としている。こんな思いは以前にも抱いていたことがあって。どこにも立たず、こうしていきてゆくことはすこしくるしい。なにかに向かうときの激しい苦痛はないかわりに、ゆるやかにあたしを壊してゆくのかもしれない。
のどは嗄らしてしまった。四肢はかたく動かなくなってゆく。ああ、一刻もはやくもどらなきゃ、そうでなければもうもどれなくなってしまうよ。

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2008/07/28 (Mon) 赤いバスを待って

最終のバスを待って佇んでいると、必ず正面の看板すら照明を消すタイミングに出逢ってしまう。きみの方がいつもひとあしお先におやすみだね。ぼくも店じまいしてしまいたいな、夜も待たず日が暮れかける頃には。

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2008/07/21 (Mon) 呼ばれたくはないのに

どこに行っても「おひめさま」と揶揄されてしまうならば、いっそそれがゆるされる場所でねむってしまいたい。
そう言われるゆえんをじぶんで気づけないのならば、それはもうあたしの塗り替えがたい本質なのかもしれない。あたしの無能さを言っているのか、マイペースさを呼んでいるのか、気まぐれな秋の空のことか、それともべつのなにかなのか。あたしはきけないでいるし、もちろん親切に教えてくれたりはしない。こわくてきけないでいるあたしはあたしのよわさをにくむけれど、どこかあきらめてもいるね。
そういう、立ち向かえない弱い足をそう呼ぶのなら、きっとあなたたちはとてもただしいよ。ね。

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2008/07/14 (Mon) ほんとうはそれじゃないんだ。

やめたい、とつぶやくのはほんとうは仕事に不満があるからじゃないのだって。雑誌を開いて、同じ年代のよくあるやめたい理由4つ、とそれへ諭すコメントが書いてあって、しかし、どれにもあてはまらないとおもう。
もらうお金に不満があるわけではなく、いきたい部門に異動できないのでもなく、そして隣の芝生という名前をした違うお仕事がきれいに青くみえるわけでもない。
つまりは、あたしは仕事にあまり期待をしていない、生きるため手段以上の価値をかんがえていない。それなのになぜかやめたいと衝動的になるのは、ほんとうはほんとうはほんとうにやりたいことから逃げているからだ。あたしは仕事をいちばんになんてけっしてしないし、しかし、いまはわたしがあいするものをてばなしているからふまんばかりがつのる。あたしは仕事がいやなのではなく、じぶんを養うために仕事をしているのに、養われるあたしはほんとうにしたいものにてをのばしていないから、意味をかんじられないのだった。
だから、そうだよ。走り出し方をまたおもいださなきゃならないって。ほんとうにあいするものにむかって走って壊れるのならばまだいいよ。このまま、わすれたまま無意味な場所へ走って壊れるほうがずっとむなしいのだから。
ほらスタート地点を思い出さなくては。あたしは、あたしが大事なものだけをみたい。

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恒常的な眩暈を投げ出す。ただただ刺さったとげを吐き出すために。

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